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正月は「もち」

海外に在住していても家族暮らしだとけっこう「正月らしい」料理を作ったり、飾ったりすることも多いだろう。
けど、一人な上、めんどくさがり屋の私は、日本にいた頃から正月らしい正月とは無縁だ。
そう、実家に帰りでもしない限り。

そして、ネットでニュースを見るたび、「ああ、正月だなあ」と思う。
正月行事はたくさんあると思うが、私の場合最も正月だと思うのは、実は訃報である。
「もちを喉に詰まらせ」
・・・というヤツだ。

この死因、毎年正月にはつきもので、必ず誰かが死んでいる。
日本にいると当たり前過ぎることだが、フランスでそんな報道はナイ。
「餅という粘着性の高い、喉に詰まりやすい食べ物を、正月にみんなでこぞって食う」という特別な状況下でのみ起こりうるこの事故。
小さな子供が何かをしゃぶっていてあやまって飲み込んで、といった事故は世界中である。
しかし同じ時に同じもので死ぬとなると珍しかろう。
ガイジンが日本にやってきて、この報道を聞いたら、けっこうびっくりするんじゃないだろうか?

そう思って、Wikipediaを見てみたら、英語のページではきっちり説明があった。

「Mochi is very sticky and somewhat tricky to eat. After each new year, it is reported in the Japanese media how many people die from choking on mochi.The victims are usually elderly.」
「もちはとてもスティッキーでトリッキーな(ねばっこくて油断のならない)食べ物である。毎年正月に日本のメディアは何人の人がこのもちを詰まらせて死んだかを報道する。犠牲になるのはたいがい高齢者である」

ちなみにWikiのフランス語のページでも似たような説明があり、日本では毎年数十人が死んでいる、と書いてある。
ハッキリ言ってふぐ毒の事故死よりはるかに数が多い。

私がもしガイジンなら、こんな説明書きが冒頭にあったら、食べるのに躊躇する。
というか、びよ〜んと伸びるもちにおののく気がする。
小さな子供に食べさせようという親はいないと思われる。

さて、この油断ならない食べ物「もち」は、日本だけでなく他のアジア諸国にもあるのではなかろうか。
もちを喉に詰まらせる老人はたとえば韓国にはいないんだろうか?
それともあんなに伸びるのは日本のもちだけなのか?
アジア諸国のことも知りたい今日この頃。

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コメント

明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします(^^)

「もち」は確かに正月の風物詩ですよね、いろんな意味で。
・・・しかしフランス人にはダメっぽかったです。もっともふるまった餅自体がかーなーりマズかったので、どちらが原因かは不明ですが(^^;
小さい子は吐き出してましたしね。
で、この「毎年必ず死者が出る」話をしたら、「日本人はどうしてそんな危険な物をわざわざ食べるんだ!?」と・・・
「やっぱり日本人は謎な民族だ」と思われたんでしょうねえ、きっと(苦笑)


>みずあきさん、
今年もよろしくです。
あんなに伸びる食べ物って、実は思いつきません。
ガムは飲み込まないし。
キャラメルだって、もうちょっと食べやすい。
ただ、スーパーで売ってるパックのもちは、それほど伸びないような。
それに、焼きもちはそれほど伸びない。
煮るから伸びるという。

でも、あれの被害者に子供はまずいないんですよね。
それだけ親が気を配っている、ということでしょうか。

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