ペット・コンパニオンアニマル

犬や猫の避妊手術について

避妊手術の一番の理由は、「望まない子どもができないように」だろう。
「できちゃった」で引き取り手を捜す場合、軽い気持ちで受け入れて、かわいそうな目に遭う子犬は少なくない。
(また望まぬ子犬ができる悪循環、不幸の連鎖)
ゴミのように捨てられたり、殺処分になるのは、ほとんどこの手の子どもなのだ。
殺すのはかわいそうだと言って、野良猫や野良犬がそこらにはびこられても困る。
ノラが増えるということは、飼われているペットたちやニンゲンにも悪影響を及ぼすような、病原菌をばらまくことにもなりかねないからだ。

だが、多くの場合、それが第一の理由とは限らない。

(フランスの)獣医の話によると、避妊手術は猫の方が多い、そうだ。
理由は簡単で、猫は家の中に「強烈なにおいのマーキングする」から、である。
知らなかったが、猫はオスだけでなく、メスも発情すると強烈なにおいのマーキングをするそうだ。
これは避妊で防げるのである。
公園やら建物の中でも、「なに、この(けだもの)くさい、強烈なにおい」と思ったら、まずそれは猫である。
庭付きの広いところにいるならともあれ、都会のアパートではこれはきつい。

また、以前の同僚で彼女の飼っていたオス猫が、彼氏である同僚にジェラシーを燃やしまくり、彼がやってくると爪を立てて襲いかかり、彼の服・かばんとあらゆるものにマーキングをした。
・・・これが避妊手術でおさまったそうである。
これに限らず、かなり凶暴で手の付けられない性格の猫や犬が、不妊手術でおとなしくなることも多いそうだ。

フランスでは、オスの方が手術も簡単で、費用も安く、負担も少なく、費用も安いにも関わらず、する飼い主は少ないそうだ。
これは飼い主が、「よそのメスが妊娠しようが、知った事ではない」という無責任から来ている。
そんなわけで、メスの方の飼い主は不妊手術をしておくというわけだ。

さて、薬の注射や埋め込みで避妊する、という方法も一応ある。
だが、これはお勧めしない。
どういう薬かというと、ホルモン剤で、見た目簡単でも確実に身体への悪影響がはるかに強いからだ。
長期に使うと確実に子宮などに支障がくる。
一時的に避妊するならともあれ、一生使う気ならば、手術した方が影響もリスクも少ないことはわかっている。

さて、避妊手術の時期。
獣医の方としては、「特にメスはあんまり年を取ってからで無い方がいい」。
というわけで、小型犬なら6−7ヶ月を推奨している。
なぜなら、イヌは成長してから卵巣のまわりに脂肪がつきやすいから、だそうだ。
これは太るとかいうことではなく、成熟すると卵巣や子宮を守るための脂肪がまわりを囲む。
これのせいで、出血し、やりづらくなるから、だそうだ。
これが猫だと卵巣周りの脂肪がやや少なく、まだやりやすいそうだ。

あんまり小さすぎると、手術もやりづらいとも言うが、ここらへんは腕次第かな。
自分の仕事で言えば、何しろ20gなマウスだってガス麻酔で安全に卵巣除去くらいできるんだから、小さくてやりづらいというのは理解しがたい。
一方、脂肪がつくと手術しにくいのはよくわかる。
マウスも成熟以降、卵巣や子宮の周りに脂肪がついてくる。
これは太るわけではなく、内臓を守っているのだ。
脂肪というのは過剰だと確かに問題だが、内臓を守り栄養を供給する大切な臓器でもあるので、なくても困るのだ。
この脂肪というのは、手術には実はとてもやっかい。
内臓を守っているだけあって、ぴったりと覆っている。
しかも縦横無尽に細い血管が巡っていて、ちょっと切るとべたべたと出血して、止まらない。
また、もともと卵巣や子宮などという組織の周りには、しっかりとした血管が走っていて、これを狭窄する必要があるはずだ。
腎臓から走る尿管を傷つけてもいけない。
そこらに脂肪があるとやりづらいのは、実感としてわかる。
しかも文字通り脂も浮いて、卵管や卵巣が見づらく、小さなはさみはまたたくまに切れづらくなる。
イヌやネコの手術自身は見た事が無いが、性成熟すると内臓にある程度脂肪が付くのは当然だろうし、やっかいさも同じはずだ。
そんなわけで、やるなら若い方がいい。
回復も非常に早い。



さて、うちのタビィの場合、結局、嫌だったのは傷口に貼られたでかい絆創膏だったり、保護するための服だった。
これを脱がせたとたん、よほどうれしかったのか、目を輝かせてぴょんぴょんと走り回りだした。
うちの犬には、服の方が自由を拘束するもので、辛かったらしい。
というわけで、これを教訓に、服は着せない事に決定。

猫は臭かった・・・

ネットを見ると、「猫は臭くない」とちょくちょく書いてある。
これには初め驚いた。
私が知っている猫たちは、野良猫も含め、大変臭かったからである。

私が学生時代(もちろん日本)。
猫の世話をするバイトなるものをしていた。
そこの夫婦が旅行に出る際に、家に行って(泊まり込みで)世話をするのだ。

猫は8匹はいただろうか?
一応一軒家とはいえ、玄関を開けると、「すごい」においだった。
猫の種類はヒマラヤンがほとんどで、シャムが1匹いたか。
オスは1匹のみ、残りは全部メスのハーレム状態。
どれも、ショウ用のブリーダーからのもので、時々出してもいたようだった。
「子猫が産まれてほしい」くらいで、避妊手術などという考えは全くなかった。

毛艶がよくなるという理由で、食事のメインは「生のマグロの刺身と骨の無い魚を煮たもの」。
(おまけにネコ缶もおやつ代わり)

トイレは何カ所もあり、新聞紙を敷いたものだが、はみ出すし染み出すので、床にもしっかりにおいが染み付いていた。
猫に寄ってはちゃんとトイレで用を足さないものもいた。
その上、オスは至る所でマーキング(←強烈)。

とにかく臭かった。
マーキングや猫のトイレだけではない。
猫自身、息もげっぷも、そのベロでなめる身体も、ものすごく臭かった。

メスがたくさんいるせいか、ちょくちょくどれかは発情モード。
メス猫が発情するとどうなるか?
においがやたらきつくなる。
そして、赤ちゃんの断末魔か、化けて出てきたのかのような、「異様な不気味な声で鳴く」。
しかも、特に夜に。

そう猫は「夜行性」。
夜、暗くなってからが本領発揮タイムである。
昼間はごろごろ寝ていることが多い猫たちだが、夜遅くになるとみな起きていて、無言無音で出迎えてくれる。
なぜかこの猫たちは、ニャーニャーと鳴くことがなく、口を鳴く形に開けるのだが、ほとんど音を立てなかった。
出迎え方は猫に寄ってそれぞれで、足元を触るか触らないかのギリギリの距離で、でもわかるようにすーっとすり抜ける猫、テーブルや棚といった高いところで、こちらの顔面に息を吐きかけるもの(顔はニャーの顔をしているが、声を立てない)。

物見半分で遊びに来た友達が言った。
「ここ、泥棒に絶対やられないね」

真っ暗な家
「ものすごい獣臭」
「奥の方から、異様な、赤ん坊の断末魔のような声」
「音も立てずに何かが足元をすり抜ける気配」
「顔に生暖かい、そして生臭い風が吹き付ける」
・・・まともな神経をしていたら、フツー出て行く。

「化け猫」とはよく言ったものだ。
ワンキャンいう犬より100倍怖い。
この行動や性格から、猫は不気味な印象を与えられるんだろう。

では、なぜネットでみかけるように、現代の飼い猫たちがあまり臭くないのか?
ー避妊手術をしてある(←マーキングしないし、発情モードにならない)
ー消臭効果もある猫砂入りの、いい猫トイレがある
ーエサはドライフードメイン(←生っぽいものを食べるとあっという間に臭くなる)
ー何より、そんなすごい数を飼っていない

・・・こんなところだろう。
とにかく一生忘れることの無い経験。

日本では売れなさそう・・・

週末、あっちこっち行ってい間に、メトロの中でぶすぶすと蚊に刺された(ーー;
スカート履くのも考えものだ。



Aquarium金魚の向こうに仏陀のお顔が。
これでアナタもアナタの金魚も悟りが開ける!・・・かも。

最近、水槽もインテリアとして、いろいろなデザインのものが出てきた。
そう思いつつ見ていたんだけれど、これは日本にはあるまい。


散歩

今日は朝からいい天気。
散歩&マルシェで買い物に出かけてパンやら買ってきたところ、アパートからさっそうとリードにつながれた「ネコ」が現れた。
長いシッポをピンと立て、意気揚々と出かけるネコ(と飼い主)。
散歩する犬は非常によく見かけるが、ネコは初めて見たり。
おじさんがネコを連れて散歩。
犬は避けるんだろうか?

ネコを飼っている人はパリには多いが、屋内にしかいない。
そのため、まず首輪も付けてないし、もちろんヒモ無しだ。

ちなみに、フランスでは犬やネコはICチップ(マイクロチップ)必須なので、首輪は付けてないことも多い。
マイクロチップ以前はナンバーを「タットー(入れ墨)」だったので、今でも入れてる犬猫もいる。
(ムカシ見たTVのCMに、を、自分のクレジットカードのpinコード(暗証番号)が覚えられないから、自分の飼い犬のタットーナンバーにして、忘れると自分の犬(の入れ墨)を見るというのがあった。(笑))

犬猫は連れて旅行する人も多いし、お隣の国と陸続きのヨーロッパ、パスポートが作られる日も遠くないかも。
・・・調べてみたら、EU内のパスポートは存在。
対象は犬・猫・フェレットのみ。
フェレットももちろん登録&マイクロチップ必須。


ちなみに大型のオウム・インコにもマイクロチップを使うかどうか議論されているが、何しろ彼らは犬猫よりずっと寿命が長く、今のマイクロチップの耐用年数は越えているからなあ。
また、鳥類、特にインコの仲間はWashington convention(またはCITES: Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora)にひっかかるので、簡単に国の間を連れて歩けない。
ここら、ある程度大型のは個体登録できると便利だと思う。




Springただいま、満開。


メトロの中で

Chien2メトロの中で出会ったブルドック。
すごくおとなしかった。

ボーヌで見た犬

犬はよく見かけるのだが、なかなか写真に撮るのは難しい。
さっそうと歩いて行く姿を撮りたいと思うことはちょくちょくあるのに。
先日、ボーヌに行った時、ちょうどHospices de beauneの前に市(マルシェ)が立っていた。
おかげで犬連れの人を撮ることが出来た。

Chien

かっこいいマントをまとって察そうと歩く。
グレイハウンドかな?
ウィペットかな?


Chien1 こちらもかわいい。
赤い服を来た子どもがじっと犬を見つめている。
この子にとっては、マルシェの売り物は上の方にありすぎて見えない。
が、犬はちょうど自分の視線の前にある。
さっきのハウンドが通り過ぎる時もじっと見ていた。

友だちのところで・・・

週末、食事にお呼ばれして、いそいそ。
大変おいしい手作り料理をごちそうになった。
日仏結婚だけど、だんなさんは親譲りの家庭料理が大得意。
タイの丸焼きにかけるソースも、トマトやズッキーニに肉詰めしたファルシも大変おいしかった。
それに加えて、デザートまで。
Ile Flottant(イル・フロッタン:浮き島)。
超おいしいバニラたっぷりの、本物のイル・フロッタン。
そこらの店で出るのは出来合いのソースをかけるだけでイマイチだが、やはり手作りは違うなあ。


Kumoそこの家の愛犬Kumo。
写真を撮った時は、まだ初めて見る来客に緊張ぎみ。
しばらくするととってもくつろいでいた。
かわいい〜。

待ってるのはツラい?

Chien2

飼い主を入り口で待ちわびている犬たち。
尾を振りつつ、少し入り口に足もかけつつ・・・。
怒られないギリギリの線まで近づいて。

おかげで邪魔で店に入れない、なんてことまでは犬にはわからない。

犬の主張、人の都合

こちらではリード(綱)は、犬の散歩に必須ではない。
もちろん教育し、コントロールしていることは必須だが。

カフェを飲んでいると、道ばたで会話に夢中になる友達同士がいた。
偶然バッタリと出会い、話に花が咲いた、ようす。
その1人の足下で、小型犬がお座りしていた。

その犬は飼い主に自分の紹介をその友達にしてほしかったのだろうか、しっぽを降ってみたり、お座りしてみたり、お手をするしぐさをしてみたりして、下の方で一生懸命、自己主張。
だけれど、飼い主もその友達も、おしゃべりに夢中で、気がつかない。

そのうち、その犬はあきらめて、あくびをし床にしゃがみ込む。
しばらくそうしていたが、それでもなおおしゃべりは止まない。
そして、その犬にも一向に視線が向かない。

やおら犬は起き上がると、ひとつ大きな伸びをし、もう一度飼い主を見上げてみると、やっぱり無視モード。
そして犬は、とことこと歩き出す。
しばらく歩いたところで、振り返って、飼い主を見る。
それでも、気がつかない。
あきらめたように、もう一度歩き出す犬。
歩みは早くなく、とぼとぼと去って行く犬。

私の視界から犬が消えたあたりで、飼い主はようやく足下に自分の犬がいないことに気がついた。
大慌てで名前を呼ぶ。
そのとたん、ダッシュで走って戻って来る犬。
しっぽをはちきれんばかりに振る犬を抱き上げて、飼い主はようやくその友達に別れを告げた。
去って行く飼い主の腕の中で、かなり満足で幸せそうな顔の犬が見えた。

犬の写真は難しい

Chien3

かまって欲しいと思っていない犬は、ぜんぜん愛想がない。
小さなヒツジみたいで、かわいかったのだが。
秋晴れで、影がくっきり。

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