経済・政治・国際

大統領選

第1回のフランス大統領選、投票のあったこの週末。
日曜の夜は、フランスのニュースだけでなく、BBCやCNNを見てもライブニュース。
その話題で持ち切りだった。
・・・日本の首相って誰?みたいなのとは全然違い、フランスが重要国だと思わせる報道である。
でまあ、いろんな討論をBBCやCNNでは聞けて面白かったし、今日になればもっといろいろ話題も出てるだろうと思う。

で、日経新聞のネットでニュースを見たら
「欧州債務問題のDデイは5月6日」(豊島逸夫)
というのがあった。
>欧州出張の折りに会った元金融マンの「告白」を聞いてしまったからだ。ヒソヒソ声で曰く
>「パリ現法駐在僅か3年で、生涯、毎月1000ユーロ(約10万円)の年金がフランス政府から
>振り込まれる」と言う。駐在3年で10万円だと、まともに掛け金を払った受給者は
>いったいどれだけ貰えるのか

おいおい、そんなにくれるんなら大喜びだ。
20年地味に働いて、それだけくれるかどうか?
フランスの滞在の人たちの「年金は日本の方がいい」というのが定説であるのを、完璧に覆すような話である。

事実だとしたら、基本的にこれは「金持ち」の話なのだ。
月(年ではなく)に一千万くらい稼いでいる人なら、かなりの税金を払わなければならず、それくらいもらえるのかもしれない。
少なくとも定年後20年x10万くらいもらい続けたって全くペイしない金を、税金としてフランスにおさめているはずである。
もしくは、会社がこの人にそれだけの給料を払っているとして、書類を作っているかのどちらかだ。
(会社が経費として申告すれば、会社自身への税金を減らす役にも立つ)
それの恩恵を受けたごくごく一部の人たち。

政治はマネーゲームをやっている人たちのために動いているわけではない。
それにどんな結果が出るにせよ、どこでもこの手の金持ちは太っていくのだ。

サルコジの経済対策の一番の失敗は、雇用も増やせず、当然経済の活性化も無く、じり貧になっていくだけ、だからだ。
では、オランドがましかというと、疑問を持っている。
オランドに投票してきたというタクシーの若い運転手ですら、大したことはできないだろうと言っていた。
だが、ダメな人をこれ以上続投することに意味は無い。
だから変えよう、というのが意見なのだ。
というか、マリールペンがあんなに票を稼いでいることの方が、ずっと大きな問題だと思うのだが。

フランスという国のやり方に、問題を感じてないわけではない。
フランスでは教育は無料だし、学生食堂は安いし、交通費を始め、いろいろな割引がある。
これが日本と比べると、本当にバカ安なのだ。
むろんこれは国の税金から払われている。
税金を払っている身分としては、気分は複雑である。
学生はちゃんと世に出て、「仕事をして税金を払ってもらいたい」ものである。
ところがこれがうまくいっていない。
学生たちは「恩恵をありがたい」「働いている人たちありがとう」などとは、ひとかけらも思ってない。
ここらなんかは、大変問題だと思うのだが・・・。

「変わらない」サルコジ

10月28日にCanal+というチャンネルにて報道された「サルコジ」。
ひさびさの大ウケニュース。
フランス語がわかる人には説明は要らない。
でも、フランス語がわからなくても、観て欲しいニュース。

リンクはコチラ(音あり:別窓)。

この前日、10月27日にサルコジは「Poligny」という小さな村を訪れ、演説もした。
もちろん公式な訪問で、その姿はフランスの各メディアでも前日に報道されている。
それについて、もっと突っ込んだニュースがこのカナル+。
「農業」という大農業国フランスに取っては重要な課題についての、サルコジの「変わらなさっぷり」が伺える。
「天気」も、「村の人口500人」も、「牛」にも「すばらしい」を連呼するサルコジ。
そして、みんなに「何歳かね?」と質問し、「子牛」の年齢も尋ねるサルコジ。
村の全員にあいさつをしてまわり、親しみやすい雰囲気を出そうと子供に「これどこで買ったの?」と何気ない質問をして、「お店で」と、大変正直な答えを返されるサルコジ。
そして、「牛」にも支援を求めるかのように手を振って、愛想を振りまくサルコジ。

さて、本題はそこから(このムービーの真ん中、2分のあたりから)。
サルコジはもちろん政治家らしく、演説をした。
途中からふたつ似たような映像が比較されているが、これは練習では無い。
右上が「きのう」つまり「10月27日」の演説。
左下は「2月19日」に別の場所にて行った演説。
サルコジ、全く同じセリフを「コピペ」したかのように、同じセリフの演説を行った。
その主張は「変わらない、同一性のあるフランス国」。
ジャーナリストに「きみたちはもうすでに聞いたこと」とも言い放つサルコジ。
その後、各メディアからその日のニュースとしてその姿が流れたが、どのチャンネルも判で押したように「変わらない、同一の国フランスを主張するサルコジ」の姿として、報道。

・・・そりゃもう、ホントに同じで。
半年以上も前の主張と同じ主張を同じ調子でホントに繰り返すサルコジ。
舞台俳優と変わらない。
しかしまあ、こう並べると「練習」と「本番」以上に似てる、というか。

ただ、この手の原稿、本人のサルコジが書くわけではない。
誰かが書いて、サルコジがオッケーを出すわけだ。
サルコジが似たようなことしか言えないほど問題があるのか、それとも原稿を書いた人がダメなのか。


しかも、同じ演説をしたはずの2月19日の演説の後の報道では、どのTV局も「フランスは変わらない」というサルコジの主張について何も言ってない。
それが今回の10月27日の話の後では、主張は「同一性」だと口を揃えたように言う各局メディアのニュース。
政府からサルコジの主張はこうだよ、という通達コメントでもあって、それで作っているだけのメディアのニュースっぷり、が伺える。
日本もどこのチャンネルでもどの新聞でも判で押したように似た事しか言ってないので、その辺はフランスと大して変わらない。
弱いものいじめではないツッコミ報道のあるフランスは、まだマシなのかもしれない。
(政治家に取っては大変な国だが)

しかし、サルコジは国連か何かでは「世界は変わらなければならない」とか強く主張してなかったっけ?
同じ調子で「変わらない」ことを主張されてもねえ、という気もする。

フランス人以外は人間じゃないのか?な、フランス大使館

私がニホンでフランスに行くためのビザ等の手続きをとらなければならなかった時代、まだ在日のフランス大使館はサイトを持っていなかった。
そこで、電話をすると「もしもし」と言っただけで「がちゃん」。
ぷっつり切られてしまう。
職場の交換も困ったみたいで、「なんなんでしょうね?」
それで仕方なく、いちいち足を運ばなければならない羽目に。

私はまだ1時間もあれば出られるところにいたからいいが、地方の人はどうするんだろうと思った。
電話は切られるので、全く問い合わせができない。
それにしても、電話を勝手に切ってしまうのは、いくら何でも不愉快だと思った。
そりゃフランス大使館だからフランス語しかわからない人もいるんだろうけど、日本にあるんだから日本語がわかる人もいるはずだろう。

それをこっちの同僚にしゃべっていたら、「それは他の国にあるフランス大使館も同じ!」、言葉の問題じゃないのだという。
その人はフランス生まれのフランス人だが、両親がチュニジア人。
(フランスは2重国籍が可能な国なので、フランス人でありチュニジア人)
その彼女が、親戚の誰かチュニジアに住んでいる人がフランスに来るというので、ビザのことを問い合わせるために、「在チュニジアフランス大使館」へ連絡した。
ところが、「あろー、私はこういうもので・・・」「がちゃん」。
彼女はフランスで産まれ育ち教育も受けてるので、母国語はフランス語。
それでも、全く会話を聞こうとすらせず、がちゃっと電話を一方的に切ってしまうフランス大使館。
何度もトライしたものの、そのたびに一言も発さずただ電話を切るフランス大使館。
・・・ひどすぎ。

困った彼女はいろいろ回りにも聞いたあげく、ようやく「シークレットキーワード」情報を得た。
私はフランス国籍だけど
そして、名字がチュニジア系なので、聞かれるまで名乗らない。
・・・これで、ようやく電話を切られずに、担当部署にまわしてもらえたそうだ。
担当部署にようやくつながった時、文句をたくさん並び立てたが、「フランス大使館はいつでもどこでもそうだ」と言われたらしい。

とんでもねえ。
彼らはフランス語をしゃべっていてすらフランス人以外は対象外、口を聞く気すらナイ、ということらしい。
相手を人間と思ってないのかというくらいの扱いだ。

彼女の話ももう5年ほど前の話らしい。
それ以後改善されただろうか?

さて、私はニホン国籍だが、勤めているのはフランスの研究所で、フランス国家公務員ということになる。
なので、申請すればフランス国籍はまずもらえるそうだ。
(年々厳しくなってるらしいから、絶対とはいえないが)
フランス側は二重国籍可だけれど日本は認めていないので、フランス国籍を取ったら、日本国籍を失うことになる。
なので、やる気は全く無いが、もし万一フランスに帰化してフランス国籍になったら、カイガイではこのフランス大使館に頼らなければならないことになる。
・・・絶対助けてくれなそうな気がする。
日本の方がまだずっとマシだと思うんだけれど、どうだろう?

インフルエンザ関連ニュースのナゾ

こちらで大きく取り上げられているニュースのひとつが、「中国での差別的なメキシコ人隔離」。
何しろメキシコ人だっていうだけで、どんどん収容所入りなのだ。
しかも、たとえメキシコからの飛行機に乗っていても、中国人は隔離されない。
誰がどう見ても、ただの差別だと思うが、なぜか日本のネットニュースではほとんど取り上げられていない。

さて、 SARSにせよトリインフルにせよ、もともとは中国だった。
しかも、かなり隠蔽してせいで、発覚は遅れるわ、蔓延しきって感染経路も不明瞭だわ。
はては地方の少数民族のせい、にしてごまかしたり。
中国政府は自国の問題はひたすら隠蔽する上、大して謝罪もせず。
誠意のないこと、この上も無い。

一方で,今回の新インフル。
メキシコはまともにWHOに報告をした。
やるべきことをやったのだ。
なのに、世界はその行動に感謝もしなければ助けようともせず、悪者扱いである。

この手のインフルエンザは人間がいて、家畜・ペットを飼っている限り、世界中どこでもあり得る。
それを早期発見し、早期報告し、広がるのを防ぐ、というのは基本中の基本であり、中国はいまだかつてまともな対応をしたことはなく、今回メキシコは努力したのだ。

今回のような事があると、次回は隠そうとするようになるのではないか。
その方がずっと問題が大きいのだが。

さて、こちらではマスク着用なんていう予防策は、一般人は誰も取ってない。
これを使っているのは、医療関係等の場所に限られる。
報道機関のすすめる予防策は、「手を洗うこと」。
これはホントにすすめたい予防策だ。
これで日本のトイレみたいに、手洗い乾燥機がどこにでもあるといいと思う。

関係ないけれど、ここ数日の変な天気のせいで、風邪を引いてしまった。
朝5度くらいしかないのに、春のかっこうをしようとしすぎたせいか。
日中も15度にしかならないので、薄手では寒かったとは思ったのだが。
わかりやすいくらい風邪(鼻水、くしゃみ、せき、微熱)なのだが、もし今日本にいったらすぐ検査とかされそう。
ヨカッタ、のんびりした国にいて。

やはり右翼団体か

小泉さん、右翼と裏でつながってるんじゃないの?
気に入らないことを言われたからって、いちいち放火されたりケガを負わせられたら、たまったもんじゃないな。

「戦死した軍人だけ」の靖国だけど、戦争中公務中に事故で死んだ軍人は入ってなかったりする。
たとえ戦争に関わっていて、それに関する仕事中の事故でも。
一方で、政治家がちゃっかり入ってたりする。
お金と名声だけで作られてる・・・けど、ついでにシタッパの軍人も入ってるとゆーことなんだろうな。
しもじもの庶民は、それをありがたや〜と思うので、戦争で死んでも家族は騒がないわけで。

いずれにしても、日本古来の神道とは全く関係ないのに「神社」とついてるのがどうもなと思ってしまう。独立した一個の宗教団体。
宗教は政治と分離すべき、という精神から外れてるには違いない靖国と今の政府の関係というわけか。

ナチスとドイツ

暑さでフランスでも死人が出たらしい。
アパートもずっと30度以上で暑い。
それにしてもしんどいと思ったら、微妙に熱があった。
水をがぶがぶ飲んでも、トイレにあまり行かない理由がわかった。

アウシュヴィッツは一度は訪れる価値のあるところだと思う。
見た感想としては、よく聞く最悪の状況がずっと最初からだったとは思えないこと。
たぶん、最初の頃のアウシュヴィッツはあくまで強制収容して、働かせたりするのが目的だった。けど、広大なビルケナウ(実に広い)を建てた頃には、絶滅収容所に変わって行ったんだろうと思う。
それとともに扱いも限りなく悪化して行った。

ところで、この施設はあくまでもナチスのSSのもとで行われたものだ。
ドイツ軍の名将ロンメルは、捕虜に対し国際法を遵守して丁重に暑かったことで知られ、敵からも絶賛されている。
このことからもはっきりわかるように、ドイツ軍やドイツ人とナチスとは同じではない。
ヒトラーの政権下で、ヒトラー暗殺計画がドイツ内で何度も大規模に計画されているあたりからも、ずれが大きいことがわかる。
(当時ベルリンにいた祖父が言うには、「ヒトラーは頭がおかしい」とその頃のドイツ人にも陰で言われてたらしい)
(ヒトラーも最初は一応まともだったから支持されていたが、巨大権力を得て後半はマジおかしかったらしい)

結局、戦争を起こすのは政治家なのだ。
Wikipediaを見ていたら、ナチスのゲーリングが名言を残しているとあった。
「国民は戦争を望みません。運がよくてもせいぜい無傷で帰ってくるぐらいしかない戦争に、貧しい農民が命を賭けようなんて思うはずがありません。一般国民は戦争を望みません。ソ連でもイギリスでもアメリカでも。そして、それはドイツでも同じことです。政策を決めるのはその国の指導者です。……そして国民はつねに指導者のいいなりになるようにしむけられます。国民に向かって、我々は攻撃されかかっているのだと煽り、平和主義者に対しては、愛国心が賭けていると非難すればよいのです。このやり方はどんな国でも有効です
・・・これ、全くその通りだと思う。
昔も今も。
アメリカがイラクを攻撃した時も、フセインの恐怖を煽り立てていたし、かの国は何でも「愛国心」で通用する国だ。
最近の日本だって、「敵国に対抗」の煽り具合にせよ、最近「愛国心」なんてコトバを振り回す人が増えてきたことにせよ、そのまんまである。

さて、祖父がドイツにいた頃、同じ日本人仲間でも「ヒトラーはやばいから、深入りしない方が良い。遅かれ早かれ破綻する」と、言っていたらしい。
(というか、もうすでにドイツ内でもそういう状況だったらしい)
ところが日本は、「ヒトラーはどうもすごい。これはどんどん勝つ」というモードだったという。
そんなこともあって、国民を煽って参戦したわけだろう。
外交はあくまで外面で、内部を反映していない。
そのずれが今は見えるようになったかというと、全然見えてないのは変わらない。
そういうモードに煽動するのが誰かといえば、その国の指導者である。
そして、犠牲になるのは国民である。

デモはなかなかすごかったらしい

昨日は小春日和で春一番が吹いて、みたいな日だった。
が、今日は雨がけっこう降って寒い日だった。

予告どおりなかなかすごいデモだったらしい。
朝、車での通勤時に山ほど警官を見る。
その時はもちろん静か。

デモは午後で、かなりすごい盛り上がりらしいと聞いた。
ネットで見ると確かに盛り上がって衝突してるらしい。
当然交通封鎖されているので、車で帰るために遅めまで働いてみる。
8時過ぎに出たけれど、まだバスティーユから近いRepublicあたりは閉鎖されたままだった。
ちょっと遠回りして帰ってみる。
もう山は過ぎていたのか、割と楽に帰り着いた。

さて、今さら政府が何か変更するんだろうか?
それとも強硬姿勢を変えないか。
歩み寄るには、遅すぎる気もする。
もっと前にちょっとだけでも変えて提示してみたらよかったのに。
まあ、あともうちょっと頑張れば学校の春休みシーズンに入る。
そしたら、デモもストも下火になり、みんなバカンスに出かけだすだろう。
フランスはこの繰り返しのような気がする。
思いっきり不満を並び立て、ストだデモだやり、疲れてバカンスに突入。
その後、何がどうなったのか、うやむやになる(ことも多い)。
今回はどうなるのかな?

しかし、こういう騒ぎ方をするフランス人なんだから、選挙の投票くらいちゃんとしておけばいいのになと思う。
前回、敗退したジョスパンが大統領なら、今のような状態にはならなかったに違いない。
それが残ったのはシラクとル・ペン、右と極右。
投票率も最悪。
(その後ル・ペン阻止にはかなり投票率が上がったけど、それじゃ遅いって;)
結果、右の強い政府になった。
これがすでに間違いのモトだろう。
この政党や大統領を選んだのは、フランス国民、あんたたちだ。

友達とデモの話をしていたら、アパートのお隣さんで、学校の先生をしているベトナム系の人が、イヤイヤ付き合いでデモにちょろっと顔を出したという。
学校はストで閉鎖されて休みだし、家でのんびりしてたいけど、同僚の手前そうもいかない、ということらしい。
こういう「おつきあい」、うっとおしくも公務員はどの国も共通、なんだろうか。

ウィルス騒ぎとストライキ

メンテナンスのせいで、昨日は全然入れなかった。

行きつけのチーズ屋でついでに卵を買おうとしたら、売り切れていてなかった。
なんでも、買うのを控えている人が多いので、仕入れを減らしたら、どんどん売れ、売り切れてしまったという。
一過性に騒いだものの、みんな食べる制限は長続きしないのか。
鶏肉の購入も下がったものが戻りつつあるみたいだという話。
それでも、その店のすぐそばに教会があり、その前の広場に「病気で弱ったカモ」が舞い降りた時には、かなり大騒ぎだったという。
カモは一目見て病気とわかるほどで、もう飛び立つこともできずよぼよぼと歩いていたそうだ。
大騒ぎでみんなそこを退避し、縄を周りにはって、遠巻きに見守りつつ、救急隊員が来るのを待つ。
全身防備した隊員がそのカモを捕らえて、持ち去ったという。
もちろん、処分されたんだろう。
それがあのウィルスを持っていたかどうか、見た目ではもちろんわからない。
当然調べてるだろうから、パリで発見されたらニュースになりそうだけど、今のところなし。
ということは、何か別の原因で弱っていたカモは、無実の罪(笑)で処分されたんだろうと思われる。
「疑わしい場合は殺さないと危険だもんね」というわけだ。
ウィルスばらまかれても困る。

・・・ところが、これがカモではなく、ネコになると、微妙に人々の反応が違ってくる。
「子供が鳥インフルエンザにかかったネコに接触して病気になったらどうするの? 感染の可能性が高いものは処分するべき」
という人もいる。が、
「疑わしいだけで処分なんてひどい。とりあえず隔離して検査すべきだけど、むやみに処分すべきではない」
ネコはかわいそうだという人の割合が増えるわけだ。
(家きん:鳥類の場合は疑わしそうなのは、軒並み処分)
ただネコは外を勝手にぶらぶらできるし、誰が飼い主かもわからない場合も多いから、賛否は分かれる。
とりあえずドイツでは「飼い猫は外に出さないように」ということになったらしい。
フランスではどうなるのか、見もの。

ところで、フランスで政府の新しい雇用法に反対する学生たちは、なんと大学を封鎖してるらしい;
大学自身は雇用法とは全く関係ないので、どうも理解に苦しむ。
おかげでつとめている人も、建物の中に入り込むのが大変だそうだ。
フランス人に聞くと、「学生がやれるのはそれだけだから」ということらしいが、それが理由になるのか?
彼らの言い分にも理があるんだろうけど、この手のフランスのストライキのやり方はどうにも馴染めない。

昨日の大デモ

昨日のデモ、どうやら政府が新しく出した政策に対する抗議だったようだ。
どういう政策か?
建て前は「雇用のチャンスを増やすため」、妙な短期の仕事を認めるというもの。
つまり何ヶ月だか1年だかだけの職を増やすと言う。
これが認められれば、確かに見かけ上仕事の数は増え、職なしが減る。
しかし、よく見ると安給料で短期間だけ働き、次に職を失い、する人がぐるぐると巡るだけで、結局職がない人は減らない。
。。。ということらしい。

うーむ、日本のフリーターみたいな職が増えるということか?
それってそんなにまずいことなのか、なあ?
つか、日本だとフリーターでオッケー、最初から定年までの正規の職なんて着かない人がごろごろしてるから、いまいち実感としてわかりづらい。
っていうか、フリーターだって、あってもいい職のような。
仕事でお金を貯めてパリの生活をエンジョイしにきたと数年学生でくらし、そして日本に帰ってばりばり仕事を始める、っていう人がいるけど、それにはフリーターみたいな短期の職の方が向いてるというか。
正規の定年までの職しか無いと、当然数は減るので、一度着いてしまったら動くのが大変だ。
フリーターという職がないとなると、辞めると次の職が見つからないというか。
そのため我慢してつとめないとならなくなる。

それに、だ。
うちの職場には「毎週水曜日休み」にして、規定労働時間も働いていないヤツが当たり前のように定職で居座っている。
バカンスも夏6週間、冬3週間、春2週間、秋2週間。その度ごとにせこく木曜日から初め、火曜日に終わる。
水曜日は来ないわけで、1日前後余分に取ってるわけだがカウントしない。
水曜日は休日じゃないぞ。
ところがそいつの頭の中では水曜日は休日なのだ。
他の誰に聞いても、どこの職場にも最低1人や2人はこういうのがいるそうだ。
もちろん仕事は滞るわけで困るし、フランスでは手厚い保護のある定職、辞めさせられない。
定年までこのままだ。
職が埋まってるから、新しい人間も採用できない。
やる気がある若者は採用できず、どうしようもない奴らが給料をもらって離れない。
短期でも新しい人を雇用できる方法があるなら、ボスは新しく人を雇うだろう。
そう思うと悪くない気もするんだが。

とはいえ、条件の違いが細かくわからないので、一概には言えないか。

昨日のネタは今日現実に^^;

ドイツで鳥インフルエンザにかかった鳥を食べたらしいネコが、死んだというニュース。
マジかよ〜。
まだ解析が終わってないけど、ウィルス検出されたらいろいろ問題だろうな。

ところで、フランスのフォアグラを輸入している国で、日本は4番目に付けるんだそうな。
そりゃけっこう痛いんだろうな。
アメリカもフランスからの輸入の禁止を行っているみたいだし、そうじゃなくても金のないフランス政府に大打撃だ。
農家に補償ゼロってわけにもいかないし。
つか、ただでさえ高い税金、また高くなるとイヤだなと、薄給で払っている身としては思ったりしてる。
学生で来てると、優遇度が高くていい国かもしれないが。

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    2006年7月13−16日、ワルシャワ1泊、クラクフ2泊。 ワルシャワは簡単に街の中を見てまわっただけですが、クラクフではけっこう観光しました。 ワルシャワからクラクフの移動は列車(IC)を使用。 ポーランドのことをほとんど知らなかったので、新鮮で楽しかった。

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  • クレマカタラーニャ
    2006年8月3−10日バルセロナにちょっと滞在した後、レンタカーにてピレネーに。アンドラに滞在しつつ、ドライブを楽しんだ。
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