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クロワッサンの日

今朝の散歩の際、チベタン・スパニエルのTabbieがいそいそ尻尾を立てて向かったのは、パンテオンの方角だった。
アパートとパンテオンの間に、私が気に入っているパン屋がひとつある。
Tabbieはまずそこで止まる。
クロワッサン買うよね?と顔に書いてある。

それから、パンテオンまで行って広場に着くと、おもむろに私を見上げる。
「さあ、クロワッサンだ」
と、いきいきと顔に出る。
言葉が通じなくても間違えようのない、わかりやすい表情と行動だ。


なぜこういうコースができているかというと、私が一度やったから。

ちょうど天気のいい日だったから、パン屋で買ってそのままパンテオンまで行って、その前で食べた。
Tabbieが欲しがったので、少しかけらをあげた。
パン屋の前買ったクロワッサンのかけらをやると、わかりやすすぎるので、何もやらなかったのだが。

・・・しかし、Tabbieにはその関係がハッキリわかったらしい。
最初によったところでクロワッサンを手に入れ、そしてパンテオンまで行けばその一部がもらえる。
順番を間違えると何も口に入らない、ということも、教えなくても犬はわかるらしい。

というわけで、散歩の時、Tabbieがクロワッサンモードになると、この道順をたどる。


・・・しかし、問題もある。
1.私がその日クロワッサンを食べたいとは限らない。
逆に私が今朝は食べたいなぁと思っても、そっちにはがんとして向かわない日も多い。
この辺、Tabbieは私の意思は無視する。

2.パン屋が定休日
犬のTabbieには店が休みでクロワッサンが手に入らない、ということが理解できない。
なだめすかして他の方向に行かせるのはけっこう大変だ。

3.真冬の日が昇る前で真っ暗、氷点下で風が吹きすさぶ広場、でも、Tabbieは同じコースを辿る。
寒すぎて、手がかじかむから、とてもクロワッサンをそこで食べる気になれない。
どうせなら暖かいアパートに帰って食べたい、という気持ちは、犬のTabbieには全くわからない。


犬というのは賢いものだ。
が、難しいものでもある。


ちなみにクロワッサンコースはこれ以外にもいくつかある。
休日の時はピエール・エルメで買ってサン・シュルピスの前で食べる、という優雅コースも。
こちらの方は開店がパン屋と違って遅いので、間違って早く行かないように気をつけないといけない。

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