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ヨーロッパに広がる殺虫剤混入卵

オランダで卵に殺虫剤が混入していたことが、大きなニュースになっている。
で、これがオランダに止まらず、ドイツ、ベルギー、イギリス、スイス、スウェーデンそしてフランスにも輸出されていた。

6月にアムステルダムに行っていた身としてはかなりショック。
ホテルに卵料理あったから、食べたもんなぁ。
っていうか、けっこう前から起こっていたそうで、オランダの住民はもっとショックだろう。
またドイツはオランダから大量に卵を輸入していたそうで、騒いでいる。

フランスの場合、自国産が豊富なので輸入量は少なかったが、フランス南西部の加工用としてオランダから輸入した卵の行き先や量が判明している。
こちらの卵には刻印が義務付けで、オランダから入ったのは「NL」と入っているので、卵自身見分けるのは簡単だ。
(フランス産は「FR」)
ただ、加工用はクッキーとかになってしまったら、どこ由来かわからない。
しかも、BIOマーク(自然農法・無農薬)のついたものからも検出されている。
影響はほとんどないだろうけど、嫌な話である。

混入していた殺虫剤は「Fipronil(フィプロニル)」。
これを家畜に使うこと自身、EUでは違法である。
フランスではミツバチを殺したのはこの殺虫剤として、かなり強い警告が出ている。

オランダで使用していた鶏舎は全て閉鎖になり卵だけでなく鶏も処分され、鶏舎自身も稼働していないから、これ以上広がることはないだろう。
ただ、よくわからないのがベルギーで、一番汚染された卵がたくさん見つかっていたり、混入が分かっていたのに黙っていたとかいうニュースがあり微妙。




私が気になったのは、このフィプロニル。
・・・フィプロニルという名前、聞き覚えがある。確か、犬のノミ・ダニ駆除用。
そう思って、ネットで調べてみたら、あたり。
犬猫のノミ・ダニ駆除用のフロントラインという薬に使われているのだ。
うちの犬タビィはものすごいアレルギーのような拒絶反応を起こしたので、使ってないが。

この殺虫剤フィプロニル、殺虫剤の中でも人間にも毒性は強いとされているものだ。
日本語wikipediaで見てみると、1日許容摂取量は0.00019 mg/kg/dayとある。
つまり、体重50kgの人の場合、0.0095mg/dayまでが許される範囲。
これはかなり低い。


そこで、イヌネコのノミダニ駆除用の、フロントラインプラスに含まれるフィプロニルの量を調べてみた。
イヌSサイズ(2-10kg:で67mg/本
M(10-20kg)で134mg
L(20-40kg)、268mg
XL(40kg-)、402mg
ネコ: 50mg

・・・イヌネコの肌につけるとはいえ、かなりの量である。

付ける時にこちらの指につけば、許容範囲を超えて取り込むと思うし。
経口でなければいいのかもしれないが。
たとえイヌネコでもつけたところを舐めさせない方が良さそう。

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