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ポーランド旅行2

ポーランド旅行の写真を編集中。
取りあえず、飲んだビールをアップ。

クラクフで半日バスツアーのアウシュヴィッツ&ヴィルケナウを申し込んだ。
かなり行きづらそうだったので。
やはり圧巻だった。
思ったより、ずっと巨大だった。

息が詰まりそうになるので、何度も行きたいところじゃないけれど、行けてよかったと思っている。
アウシュヴィッツというと「アンネの日記」やユダヤ人が集められたところ、というイメージが強い。
だけど、最初の発端は、ドイツがポーランドを占領したおり、抵抗した軍や政府関係者を大量に収容したところだった。
それがユダヤ人の収容所とも一緒になった。
そして、全体で見ても、被害にあったユダヤ人は多いけれど、約1/3はユダヤ人以外なのだ。
ポーランド人を含め、ヨーロッパ各国のドイツに抵抗した人々がたくさん。
ヨーロッパ各国からユダヤ人等が集められた地図があって、圧巻だった。
これ、絶対ネットで見つけられるだろうと思ったのに、見つけられない。
残念。

んで、いろいろ見ていると、各国政府が「困ったちゃん」「厄介もの」も送り込んだことがわかる。
共産主義者にジプシーに、作家や詩人等の政府に批判を投げかける職業の人々。
・・・こんな連中がいるから困ると密かに思っているものの、殺してしまうわけにもいかない、っつー人々を、ていよくドイツのナチスに押し付けた、部分もかなりありそうだと思う。
もちろんただユダヤ人だというだけで送られた人がほとんどだろうけど。
第一、ロシアからも送り込まれている。
・・・ロシアはドイツに対抗していたわけで、送り込まなければならない理由など無かったはず。
結局、対立する政治家等、抵抗分子をまとめて送り込んだらしい。

ヨーロッパの中では、特にハンガリーが大量に送り込んでいることに驚いた。
ハンガリーにユダヤ人がたくさんいた?
聞いた話では、送られたのはユダヤ人だけでなく、流れ者のジプシーだろうと言われている。
何もよその国の抵抗分子や厄介者の処理を、ドイツが引き受けなくてもよかったのにと思ったりする。
(中には政治的に使える人もちょこっとは混じってたかもしれないけど)
どっさり送りつけられて来たものを返すわけにもいかず、飽和状態となり管理も難しくなったため、とにかく片っ端から始末しないとダメになったわけだ。
何しろ最初のうちはそれぞれの写真を撮ったりして記録しているけれど、途中からなくなってるあたりも、手の付けようもないほど増えてしまったことがわかる。

正直言って、非人道的なものには違いなくても、これだけ巨大なものは運営するにはかなりの人手がいる。
運営費はドイツ持ちなのだ。
たとえ多くの労働は収容されている人がやるにせよ、指揮し、監視するのはドイツ人、それもナチスでヒトラーに忠誠を誓ってるものだろう。
収容している数が半端じゃないから、監視する方もけっこう必要なはず。
そして、監視側のまともな宿舎だって必要だ。

しかもかなりイヤな仕事である。
収容された人は精神的に大きなダメージを受け、おかしくなった人も多い。
しかし、それをやってる方だって、おかしくなるのは間違いない。
非常に衛生状態が悪い中、感染症も多い。
しかも排水はちゃんとしてない。
チフスとか蔓延していたとかいうけど、監視する側だって感染する。
そして痩せこけた病人を毎日見、死体を見、しなければいけないのだ。

さて、実際の建物を見た感想は。。。
アウシュヴィッツと呼ばれる方は、もとポーランド兵舎だったので、少なくとも外側はまともな人間用の建物である。
しかし、ビルケナウの方は、「この寒いポーランドで、馬小屋だってもっとマシだろう」と思えるシロモノだ。
すかすかの木造なのだ。
冬は−20度くらい行くような国なのに。
ちなみにどちらも、何かものすごくホコリやカビのようなものがたまってるとしか思えないほど、空気が濁っていた。

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